最後の卒園式

2010年3月26日、本浦児童館で最後の卒園式が催されました。

 

2009年度(平成21年度)の在園児は計5名。そのうち、我が次女を含む4名が卒園です。1人だけになった在園児は、4月から街の幼稚園に通うことになりました。

 

1968年(昭和43年)から227名の笠戸の子どもたちを保育してきた本浦児童館は、今日、42年の歴史を閉じることになります。

 

僕は小学1年のときに笠戸に引っ越してきたので、児童館には通えませんでしたが、弟はお世話になりました。卒園児の保護者も、多くはここを卒園しています。

 

小さくて古い園なのですが、地域の人たちとのつながり、世代間のつながりを感じさせてくれる園でした。「つながってるな~」みたいな。

 

最後の卒園式には、開園当初から携わってくれた先生や、この園を23年もの間支えてくれた先生も駆けつけてくれました。

 

最後は、子どもたちも親たちもボロ泣きでした。

最期の卒園児4名

↑最後の卒園児4名が、来賓や保護者らに晴れやかな顔を見せてくれました。
※ネット公開なので、顔がわからないよう配慮しましたが、本当はぜひ見ていただきたかったです。

次女の卒園証書授与

↑次女が、 卒園証書を受け取るところ。

全員で「思い出のアルバム」を斉唱

↑最後は、大人も子どもも全員で『思い出のアルバム』を歌いました。
卒園児たちの後ろにいるのは、1人だけ残された在園児です。

茶話会の様子

↑卒園式の後は、子どもたちと保護者、先生方とが茶話会を開き、思い出話とビンゴ大会で盛り上がりました。

記念撮影

↑生け花の前で記念撮影・・・といきたいところですが、子どもたちが闊達すぎて、なかなか「ハイ、ポーズ」ができません。次女が「こっち、こっち」と在園児の手を引いています。

園児の切り絵

↑卒園児4名を模した切り絵。

児童館へのメッセージ

↑卒園した子が遊びに来た時に書き残したメッセージ。「再会」→「再開」だろうと突っ込むのは、野暮というものでしょう。児童館への子どもたちの愛着が、素朴に表現されていると思います。